実は、あんべ薪衛門も薪ストーブは失敗からのスタートでした。
だから、WooDearVillageに来る方には成功してほしい!
薪ストーブコンサルタントとして「成功への道」をお伝えします!
ちなみに、あんべ薪衛門は薪ストーブでこんな失敗を…(泣)
→ あんべ薪衛門誕生物語
例1 : 工務店・設計士の場合
※ 会話はフィクションです。
もちろん、すべてが当てはまるわけではありません。
初めて薪ストーブを
購入・設置するとき…
新しい家に薪ストーブの導入を考えているのですが…
薪ストーブ、とても暖かいですよね!ウチではこの機種を推奨していますよ。どれもカッコイイ機種でオススメです(パンフレット2〜3台から選択)。
みなさん、この中から薪ストーブを選んでいるのですか?
はい、そうです!これが弊社が自信を持ってオススメしている機種になりますので、大丈夫です。
- ◆ カッコ良い、暖かいしか言わない
- ◆ 分からないこと・詳しくないことには適当に答える
- ◆ 薪ストーブを置くだけで家全体が暖かくなると思っている
料理をしない人が使い勝手の良いキッチンを設計できないように、薪ストーブユーザーではない設計士さんが快適な薪ストーブライフの設計はできません(あんべ薪衛門も最初、このようなパターンでした)。
ただし「設計士さん自身が薪ストーブユーザー」という場合は話を聞いてみてください。実体験をもとにメリット・デメリットをしっかり教えてくれる設計士さんなら安心です。
例2 : 薪ストーブ店の店員の場合
※ 会話はフィクションです。
もちろん、すべてが当てはまるわけではありません。
初めて薪ストーブを
購入・設置するとき…
薪ストーブの導入を考えていますが、◯◯の機種は展示していますか?
はい、展示してありますよ!どのように知ったんですか?
雑誌とインターネットでいろいろ調べてみて、これが良さそうだと思いました。この機種、どうですか?
そうですね、書いている通りデザインも性能も良いと思いますよ。では、こちらの機種で進めますね。
- ◆ 店員自身が雑誌やインターネットの情報を鵜呑みにしている
- ◆ 実際に使ったことがないので実体験として語れない
薪ストーブの機種ごとの性能を正確に把握しておらず、実際に使用した機種も数種類しかないため、実体験に基づく提案ができない場合があります。実際に焚いてみたことがあるか聞くと良いでしょう。また、同じ機種を使っている薪ストーブユーザーの声が聞けるかも確認してみてください。
例3:薪ストーブコンサルタントの場合
初めて薪ストーブを
購入・設置するとき…
薪ストーブの導入を考えていますが、◯◯の機種は展示していますか?雑誌とインターネットで調べて、これが良さそうだと思ったのですが…
はい、展示してあります!私も実際に焚いてみましたが、良い機種だと思いますよ。
その前に今回、新築のお家に薪ストーブを導入とのことですが…薪ストーブの設置位置は決まっていますか?それによってもオススメできる機種は変わってくるんです。
設計図面ではこの位置に薪ストーブの設置を考えていますが、どうですか?
(※ 設計図面があるとアドバイスしやすいです)
この位置だと、2階はあたたかくなりますね。でも、キッチンとダイニングはあまりあたたかくならないですよ。薪ストーブのあたたかい空気は上昇しますので、天井があたたかく足元が寒くなりがちです。そして、この位置だと「コールドドラフト」が発生して冷気が一気に落ちてくる場合がありますね。
え!そうなんですか?特にそういう話は聞いていなかったのですが…。
そうでしたか。加えて言うなら、この設計では「薪運びの導線」が有効ではないと思います。薪運びって、意外と大変なんです。少しでも労力を軽減するために、薪を運ぶための導線を考えて、確保しておくことは重要です。もちろん、薪をキープするためのお庭の確保も大事ですよ。
一旦、これらをクリアしてから薪ストーブの機種を決めるのがベストです。実際、機種選択の基準がデザインだけだと失敗することも多いんですよ。あと、インターネットや雑誌の内容だけで判断するのも危険ですね。
えっ、インターネットや雑誌の情報ではダメなんですか?まさかウソが書いてあるとは思えないのですが。
もちろん、ウソは書いていないと思います。でもどうしても、メーカーは良い部分をメインに書いてしまいがちです。
実際に焚き比べると、薪ストーブの「素材の違い」や「燃焼方式の違い」など機種ごとに一長一短です。複雑な構造で将来壊れるリスクのある薪ストーブや、シンプルだけど壊れにくい薪ストーブなど様々あるんです。
薪ストーブを「メイン暖房」で考えるなら、家族構成や生活スタイルを把握してから選ぶことが大切です。逆に「サブ暖房」として使い、週末だけ趣味で使いたい場合はデザイン優先で選んでも良いと思いますよ。
いろいろな考え方があるんですね。薪ストーブって、基本的に同じものだと思っていました…。
考えなければいけないこと、意外と多いんですよね。だから、薪ストーブには「コンサルティング」が必要なんです。あっ!あと、とっても重要なのが実は「煙突」と「薪」です!
まず煙突は素材の違いでピンキリですが、ご自身でもメンテナンスがしやすい煙突を選ぶと良いです。薪ストーブ店に煙突掃除を依頼すると「年間25,000円〜50,000円程度(別途交通費)」はかかります。
あとは薪ですが、「未乾燥薪」を使うと煙が大量に発生します。煙道火災を引き起こす原因にもなりかねません!本来、広葉樹は「最低18ヵ月以上の乾燥期間」が必要なんです。でも、そのような「良い薪」を販売しているお店はほとんどなくて…だから私は、自分で作ることにしたんですよ(笑)
(→ WooDearVillageの 「広葉樹プレミア2年乾燥薪」)
薪ストーブって奥が深いですね。家族でも話し合って、私たちの生活に合う薪ストーブを導入したいです。
ご家族みなさんで、じっくり話し合ってみてくださいね。ついつい長く語ってすみませんでした。でも、ご説明したポイントをしっかりやらないと、ほんと薪ストーブ難民に真っしぐらなんです。あんべ薪衛門も、昔は薪ストーブ難民でしたので…「薪ストーブ難民の撲滅!」の志で取り組んでいます。
今日はご相談ありがとうございました!
【薪ストーブ難民にならないためのポイント】
- ◆ 薪ストーブ導入のための図面作成
- ◆ 18ヶ月以上の乾燥薪を確保する
- ◆ 正しい設置場所・向きを確保する
- ◆ 薪運びの導線を確保する
- ◆ 薪ストーブの暖気が循環する家づくり
- ◆ セルフメンテナンスが可能な煙突施工
- ◆ 家族構成や生活スタイルからの薪ストーブ機種選択
- ◆ 薪ストーブの効果的な使用方法を学ぶ
- ◆ 薪の燃焼メカニズムを理解する
多くの方にとって、一度きりの夢のマイホームです。そして、憧れの薪ストーブです!薪ストーブは設計段階で大きな差が出ます。経験豊富なベストパートナーのアドバイスが大正解!ぜひ一度ご相談ください。あんべ薪衛門とともに、「あたたかい家とあたたかい家族」をつくりましょう!
薪ストーブは単なる暖房器具ではありません。
例え導入に失敗しても、簡単に交換・移動ができません。
しかも「手のかかる子ども」のようで、毎年のメンテナンスも必須です。
でも、薪ストーブにはそれ以上の喜びがあります。
薪ストーブのあたたかさは健康的で、心も豊かになります。
苦労があるから喜び倍増!それはまさに、大人の火遊び!
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